果糖(フルクトース)ってどんな糖類なの?血糖値はあがるの!?

果糖っていったいどんな食品に入っている糖類なのでしょうか。

果糖(フルクトース)は血糖値をあげるのか

そして、あなたも気にしているかもしれない血糖値は果たしてあがるのか!?

そんな疑問にシンプルにわかりやすく答えていきたいと思います。

果糖は自然界でも果物などにふくまれている糖類

果糖はメロンやいちごといった果物にふくまれている糖類です。

果糖(フルクトース)は血糖値をあげるのか

専門家のあいだではフルクトース(Fructose)って呼ばれるのですが、フルクトースというのはあくまで学術的な名前で、英語ではフルーツシュガー(Fruit sugar)です。

文字通り果物と関係がある糖類なんです!

ちなみに、はちみつにも果糖は含まれてて、糖質の約40%は果糖です。

果糖(フルクトース)は血糖値をあげるのか

ですので、果糖は案外身近にあってほとんどの人が1日に1度は口にしている素材かもしれませんね。

果糖は血糖値をあげるの~?

血糖値をあげる糖類といえば、ぶどう糖や砂糖(ぶどう糖1個と果糖1個がつながったもの)を思い浮かべる人も多いんじゃないかと思います。

果糖(フルクトース)は血糖値をあげるのか

普段、わたしたちが健康診断でチェックしている血糖値は血中のぶどう糖濃度を測定しています。

え?じゃあカラダに取り込まれた果糖はどこへ行ったの~?( 「゚д゚)

小難しい話は抜きにしますが、じつは果糖ってカラダの中でぶどう糖と異なる処理がなされます。

果糖(フルクトース)は血糖値をあげるのか

専門的には、「代謝経路が異なる」といいます。

そのため、基本的に果糖は血糖値をほとんどあげません。

メモ
果糖は血糖値をほとんど上げない糖類

じゃあ砂糖はなんで血糖値が上がるのかって話ですが、砂糖はぶどう糖1個と果糖1個がくっついた2糖なんです。

ですので、カラダの中でぶどう糖と果糖に分解されれば、ぶどう糖がそのまま血糖値として反映されるよね~ってことになります。

果糖の面白い性質って!?

ここからは果糖の面白い性質について少し紹介しましょう♪

今日からあなたもスーパーで食品原材料表示を意識するようになるかもしれませんよ~

温度によって甘味が変わる

おそらくこれは糖質を専門的に取り扱ったことがある人でないと、まず知らない事実です(笑)

じつは果糖って低温になるほど甘味が増すという性質があります。

ぶどう糖や麦芽糖などは温度による甘味の感じ方にあまり違いはないので、そういった意味では果糖はかなり異色な存在です。

果糖(フルクトース)は血糖値をあげるのか

この性質があるからこそ、コーラやサイダーのような炭酸飲料とかの原料として「果糖ぶどう糖液糖」がこぞって利用されています!

しかも甘味が強いぶん、砂糖を使うよりも甘味料自体の量も減らせますので、企業にとってもありがた~い話です。

果糖(フルクトース)は血糖値をあげるのか

甘味がとてもすっきりしている

これも炭酸飲料やアイスクリームで利用するメリットのひとつで、果糖やぶどう糖ってわりとスッキリしてて後を引かない甘味なんです。

焼き菓子などの香りを引き立てる

果糖にはもう1つ面白い性質があって、100℃以上の高温になると分解して着色するという性質があります。

これをメイラード反応って呼ぶんですけど、クッキーなんかだと茶褐色になるとともに香りをひきたててくれるんですよね。

果糖(フルクトース)は血糖値をあげるのか

吸湿性が高い

果糖ってとても吸湿しやすいので、粉末で保管するのは結構大変なんですけど、それを逆手にとってカステラなんかでしっとり感を与えることもできちゃいます。

果糖(フルクトース)は単なる甘味料ではない

果糖の面白い性質などについてざっくりと紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

一般的に糖類って単なる甘味料としかとらえていない方々がほとんどだと思うのですが、じつは焼き菓子の風味を引き立てたりといった使われ方もするんです。

果糖(フルクトース)は血糖値をあげるのか

また、血糖値をあげにくい糖類であることから、半世紀以上前からヨーロッパなどでは糖尿病患者向けの甘味料として使われてきた歴史もあります。

今後、あなたも何か食べてる時にすっきりした感じの甘味に出会ったら「おっ?これはもしかして果糖の甘味か!?」なんて考えてみると楽しいかもしれませんよ~

楽しい…のかな!?(笑)